鳥取県米子市車尾南1丁目15番48号
小児科: TEL 0859-30-3456
美容部門: TEL 0859-57-9697
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りんご病
伝染性紅斑(りんご病)
- パルボウイルスB19による感染症
- 5-9歳で罹患することが多いが、成人発症例もしばしば経験する
- 顔を平手で打ったような紅斑が突然現れ、継いで両上下肢にレース様紅斑が出現する
- 潜伏期は10-20日
- 発疹出現の7-10日前に、ダルさ、微熱や感冒症状を呈することがあるが、ウイルス排泄量はこのときが最も多い
- 紅斑が出るころには人への感染力はなくなり、外出は可能となる
紅斑は1週間程度で消失するが、なかには長引いたり、再燃することもある
紅斑は温めると目立つようになるため、長湯などでぽかぽかしないように気を付ける
日焼けも注意、日光に当たって再燃することもある
ストレスで紅斑が長引くこともあるので、心穏やかに過ごしましょう
- 溶血性貧血患者が感染すると、重症貧血をおこすことがある
成人では関節炎の合併がしばしば見られる
血小板減少、顆粒球減少、血球貪食症候群などの合併症もある
- 妊婦が感染すると、胎児に水腫を引き起こすことがあり、注意が必要
特に妊娠前半の感染が危険で、胎児死亡がおこることも
- 抗体検査は妊婦が感染したおそれのある場合のみ保険適応だったが
現在は15歳以上の紅斑が出現している成人に適応が広がっている
- 治療法は対症療法
- 予防接種はない
飛沫感染&接触感染であり、予防には手洗い・うがい・換気・咳エチケットが重要
小学校や保育園、幼稚園で流行することがあるため、家庭内に妊婦がいる場合は、特に注意