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発熱とは

ガーゼさん
一般的に、
  • ~37.5℃:平熱
  • 37.5~38.0℃:発熱
  • 38.0℃~:高熱

と、いいます。

一般的な発熱で、脳に障害をきたすことはありません。ただし、42℃を越える場合は障害を呈することがあります。一般的な風邪で42℃を越えることはありませんが、熱中症等では注意が必要です。

  • 3か月未満の発熱は注意!すぐに病院へ!!

発熱の治療

対症療法が基本となります。

こゆびちゃん
  • 基本的には水分が摂れていて、脱水がなければOKです。
  • 食事は摂れなくても、糖分摂取は必要です。
    水・お茶ばかり飲ませていると糖分が不足するため注意!
    ジュースでもOKなので、何かエネルギーになるものを。
  • 冷えピタや氷枕の使用は、患児が気持ちいいと感じる場合は 使用してOKです。
  • お風呂・シャワーは軽くならよいです。ただ入浴後に冷えるのは厳禁。
    入浴後は速やかに暖かい布団へ。入浴は汗をかくため、水分補給は十分に。
  • 解熱薬、点滴などは必要に応じて使用します。

解熱薬について

ゆび子ちゃん
  • 解熱薬に病気を治す力はありません。
  • 解熱薬を使用して下がるのは1~1.5℃、効果は4~6時間。
  • 熱は上昇する時がしんどいです。
    解熱薬を使用すると、病気が治っていない以上は、熱は必ず再上昇してきます。
    そのため、解熱薬の使用で、しんどい回数が増える可能性もあります。
  • 熱のせいで水分摂取できない、眠れない、機嫌が悪いなどの症状がある場合は、
    解熱薬を使用することを勧めます。
  • 体温が何℃でも、解熱薬を使用してOKです。
    体温よりも、症状をみて使用の判断をしましょう。

熱さましが効かない!?解熱剤、熱さましのつかいかたと、他の座薬との併用について

抗菌薬(抗生剤)の使用について

  • 一般的な風邪は、ウイルス感染のため、抗菌薬の効果はありません。
  • 抗菌薬は副作用として、お腹の中の善玉菌のバランスを崩します。
    そのため下痢や胃腸症状を呈する原因になります。
  • 抗菌薬を乱用すると、耐性菌が出現し、いざという時に効かなくなる場合があります。
  • 細菌感染を強く疑う場合や、水ぼうそう罹患後などの免疫力の低下が予想される場合は、積極的に抗菌薬を使用をしていきます。


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