鳥取県米子市車尾南1丁目15番48号
小児科: TEL 0859-30-3456
美容部門: TEL 0859-57-9697
小児科: TEL 0859-30-3456
美容部門: TEL 0859-57-9697
クリニック専門コンサル
美容ページはこちら
痙攣(けいれん)
- 救急車要請を考えましょう!
痙攣は、すぐ止まるものが多いですが、なかなか止まらないものもあります。
また、止まったように見えても痙攣が続いていたり、再燃してくるものもあります。心配な場合は、救急車を要請いただいても問題ありません。
- 痙攣の場合、仰向けにしていると嘔吐をして気道をふさぐ可能性があります。
痙攣を認めたら速やかに顔を横を向けるようにしましょう。
- 痙攣で舌を噛むことはまずありません。そのため、口に何かを噛ませるようなことは必要ありません。そればかりか、口にタオルなどを噛ませると、嘔吐した時などに、窒息の原因となります。
口にタオルなどを詰めるのは絶対にやめてください。
熱性痙攣(ねつせいけいれん)
-
発熱時、特に体温上昇時に起こる痙攣です。
- 痙攣は一過性で、後遺症は残さないことが多いです。
- 小学校にあがるころには起こらなくなることが多いです。
- 脳炎・脳症との鑑別が必要。
- *1~2%は、てんかんに移行するため注意。
治療
- 熱性痙攣は2~3分で止まるものが多いですが、長引く場合は救急車要請を考えましょう!
- 抗痙攣薬投与(ダイップ坐薬、その他注射薬)
- 繰り返す場合は、予防としてダイアップ坐薬を使用することがあります。
無熱性痙攣(むねつせいけいれん)
- 一番多い原因は『てんかん』です。
- てんかんの診断には脳波が必須です。
- その他の原因検索も必要で、採血、CT・MRIなど精査を進めていきます。
治療
- 痙攣が長引く場合は、救急車要請を考えましょう!
- 日々のコントロールについては、タイプにより様々ですが、薬物療法が基本となります。