鳥取県米子市車尾南1丁目15番48号
小児科: TEL 0859-30-3456
美容部門: TEL 0859-57-9697
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解熱薬
解熱薬のつかいかた
使用ポイント
- 『38.0以上だったら』など、何℃だから使用する、という決まりはない
- 熱のせいで寝られない、食べられない、しんどがって泣くなどつらい症状があれば使用する
- 40℃あっても機嫌が良ければ使用する必要はないし、逆に37.5℃でもつらそうなら使用してもよい
剤形
- 粉薬でも坐薬でも錠剤でも、効果は同じ
- 嘔吐があるとき、嫌がって内服してくれない時は坐薬が便利
- 体重ピッタリで処方できるのは粉薬(座薬は5kg、10kgなどの単位で処方)
- 粉薬のコカールは、カロナールの半分量で同様の効果がある
種類
- アンヒバ、カロナール、コカールなどのアセトアミノフェン
- EVE、ブルフェンなどのイブプロフェン
- ロキソニン、ボルタレンなどのNSAIDS
- NSAIDSは、胃潰瘍の原因となるため空腹時は避ける
- アセトアミノフェン、イブプロフェンは6時間 NSAIDSは8時間あける
こぼればなし
- 解熱薬は‘解熱鎮痛剤’であり、頭痛、歯痛、生理痛などの、 痛みにも効果がある。
ただし、胃腸炎でおこる腹痛には効果がない
- 冷えピタに熱を下げる効果はないが、本人が気持ち良く感じるなら使用するとよい
- クーリング(氷枕などで冷やすこと)するときは、太い血管が通っている首や両わきに
- 解熱薬を内服した後に吐いた時や、坐薬を入れた後に便が出たときは、15分以上経っていれば概ね吸収されていると考えよう
- 吐き気止めのナウゼリン坐薬や 痙攣止めのダイアップ坐薬と併用するときは、 解熱薬のアンヒバ座薬を最後に使用する