小児科医師はこどもの病気を診るのが仕事です。
だけど、こどもの病気の診断には、保護者さんからの状況報告がかかせません。
病院にきて、お熱を測ったら38.0℃でした。
・・・という現状はわかっても、そのお熱はいつから?鼻水や咳はある?ぶつぶつでてない?
市販のお薬を買って飲んでいる?兄弟は発熱してない?保育園で流行っている病気はある?予防接種はうけてる?
保護者さんからの情報は、時に診断結果を大きく左右することもあります。
受診するときは、できる限り、お子さんの状況がよくわかっている方が連れてきてほしいです。
診察券、保険証、特別医療証、おくすり手帳。
お熱を測った時刻と体温のメモ。鼻水、咳、嘔吐、その他症状もメモして。
耳鼻科や皮膚科にかかっているなら、それも重要な情報です。
はじめて病院にかかるときは、母子手帳ももっていくと更に◎
母子手帳ケースなどを利用して、日頃から通院グッズをまとめておくと、いざってときに慌てずに済みますね。